東京大学先端科学技術研究センター 協働事業

フツウ・ラボ 講座レポート

感情ってどこからくるの? -感情と社会-

第1回目のテーマは、「感情ってどこからくるの?」という素朴な疑問を、感情と社会の関係性から考える「感情社会学」の知見をベースにした講義内容です。感情には、「適切な状況」で「適切な感情」を「適切に表に出す」という社会的な暗黙のルールがあり、これらのルールは、文化や時代、ジェンダーなどによって大きく異なること。また、他人の感情を読み取る仕組みなどについて学んでいきます。

「本動画の内容(スライドを含む)を引用・参照をして論文や記事、SNS等で言及、発信する際は、そのつど(澤田 2018, 熊谷 2025)と必ず表記し、下記の情報を掲載してください。

澤田唯人, 2018, 「人の気持ちはどこからくるの?」綾屋紗月編『ソーシャル・マジョリティ研究――コミュニケーション学の共同創造』金子書房

熊谷晋一郎, 2025, 「感情ってどこからくるの?ー感情と社会ー」『すぎなみ大人塾総合コースジブン・ラボシリーズ2024フツウ・ラボ』」

熊谷 晋一郎
医師・研究者
1977年山口県生まれ。新生児仮死の後遺症で、脳性まひに。以後車いすでの生活となる。東京大学医学部卒業後、病院勤務などを経て2015年から現職。専門は小児科学、当事者研究。博士(学術)。著書『リハビリの夜』(医学書院、2009年)で第9回新潮ドキュメント賞を受賞。近刊は『当事者研究をはじめよう』(同、2019年)、『小児科の先生が車椅子だったら』(ジャパンマシニスト社、2019年)、『当事者研究』(岩波書店、2020年)など。

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